馬鹿みたいに会社は続く
中の中の真ん中くらいにある会社に勤めている。商社というのは名ばかりでただの何でも屋だ。上に上がれば上がるほどに働かなくなる上の人間たち。年齢だけ先輩で仕事内容はクズみたいなやつら。社内不倫をバレてないと思いながら過ごしているババア。そして、インパクトも頭の良さも無い使えない俺。
10メートル離れれば一緒に見えちゃうか。
数年に一度、本気でやめたいと思う時期がくる。
多分同じことを続けられないやつなんだ。
能力が無い奴の典型だ。
ただそれを頼りにしている人たちがいる。
それで生活している人が二人いる。
星空を見ると辞めたくなるから、
足元見て地に足をつけてがんばるか。
いやなら辞めればいいんだ。
無理することはない。
だめなら子役オーディションを受けさそう。
疲れる人生だ。
つまらない日々だ。
君と時間を共有する数時間だけが幸せだ。